囲碁教室

「キリとツギが的確に打てる。」12級

アルファ碁がセドル九段に2連勝です。「囲碁のトッププロにコンピューターが勝のはあと数十年はかかる」と言われてたのに、たった4-5年でやってのけました。googleすげっ!

んで、今回のテーマは「キリ」と「ツギ」。

我流で強くなったので的確かどうかは分かりませんが…間違っていなさそうな範囲で書いてみます。基本、石は切られたら弱くなるし、繋がれば強くなります。で、本題。

的確なキリとツギ

まずは、キリとツギを正しく理解しているかどうか。

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×と○のトコは断点と呼ばれるとこ。で、ここを相手にキられるとA・Bの石は助かりません。AやBの石を助けるためには断点を正しくツナいで、守る必要があります。

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黒は×と打ってツナぎました。これは「カタツギ」と呼ばれるツギかた。石と石がくっついているので切られる心配がなく強い(厚い)ツナギかたです。

白は○と打ってツナぎました。これは「カケツギ」と呼ばれるツギかた。石同士は離れていますが、現状ではこの白石をキルことは出来ません。(○の断点に黒石を打っても取られてしまう。)このツギかたは、効率よくつながる事が出来ますが、アテやノゾキか効くという弱点があります。

「キリ」には、デギリとかキリトリとか、まぁいろいろあります。

今回は、カタツギがいいのかカケツギがいいのか?って事では無く、どんな局面で切るべきか、どんな局面はツグべきかを考えていきたいと思います。

的確なキリ。

キリを打つには読みが必要になってきます。読みを鍛えて的確なキリを打てるようになりましょう。

石を切って相手になんのダメージも無ければ、切った意味がありません。切るからには相手の石を弱くするように切ります。

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○の地点。ココは必ず打たないといけない所。黒○と打って白■を切り離せば、白は弱くなります。

相手の石を取って得する場合もキリを打ちます。

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白Bと打てば、黒Aと打たれて黒石は全部つながってしまします。この局面は白Aと打って黒■を取るのが○

初級者にありがちなのが、1線のキリ。

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黒A>白B>黒Cとなった局面。この時に×の所をほったらかしにしているのをよく見かけます。気を付けましょう。で、見つけたら容赦なくキリましょう。

的確なツギ

上で説明した断点、切られちゃマズイところはちゃんと繋ぎましょう。

以上。ってホントにこんな感じです。

切られちゃまずい所はツグわけで、切られちゃまずい所を放置していたら切るわけです。

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この■のトコを黒が打つか白が打つかって事。自分がつながって相手の石を切れる場合はとっても素敵。自分だけ一方的に強くなるわけだから。白番で■のトコを放置してたら、黒は迷わずつないだ方がいい。逆もしかり。

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今、黒がAに打ったところ。次の手で黒○に打たれたら白はバラバラ事件&黒石は全部つながっちゃうヤッホーな状態になるので、こんな時は目をつぶってでも○の所に繋ぎましょう。逆に白が放置していたら、宮本武蔵もびっくりな速さで白石をぶった切ってしまいましょう。

 

なんか抽象的になりすぎてきてる感がありますが、まだ不慣れなものですのでご勘弁ください。m(_ _;)m

次回は、ハネとノビについてです。もうすぐ10級!く( ̄△ ̄)ノガンバロォぉぉぉ!!

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