清楽「碁」物語

清楽囲碁教室

前回は「碁」の成り立ちについてでしたが、今回は「碁」の目的。

日本の囲碁は、『「地」が多い方が勝ち』ですが、宮国氏は『石数が多い方が勝ち』という事にしています。また、勝敗の判定をお互いでする日本式とは違い『審判』の採用を推奨しています。

中国ルールのようですが、何かが違うそうです。

続きは本文でどうぞ。

清楽囲碁教室

教室では、台湾出身の王幸福(ワンシンフ)先生が3人の生徒に「碁」の入門を手ほどきするところである。あなたも共にこの教室に参加し、ぜひ碁が打てるようになって下さい。

3人の名前は、ブラジルからの留学生「ミスターボガード」、シンガポール出身の「ミミ」さん、それに地元の小学校に通う2年生の翔君だ。

王先生は自己紹介のなかで、「国際統一ルールを研究していて、誰でも短時間で碁が打てる方法を思いついた」と語った。さらに、「碁は単純なルールで出来ているが、知的好奇心を刺激するその奥深さに誰もが魅了され、一生逃げられないほどである。」とも付け加えた。

そして、これから碁を覚える前に短い感想文を書いておくことをすすめた。

あなたの感想

 

 

○○年○月○日 名前        」

これは、あなたが碁を覚えたあと、誰かに教える時の参考になるのだそうだ。

この本の約束と進め方

この本は入門書です。五路盤からはじまりますが、巻末にある五路盤を実際に使用して「手」と「目」を「石」と「盤」に馴染ませて下さい。

七路盤、九路盤と進行しますが、進んで行く過程で「級のテスト」を使っておさらいをします。独学でも、無理なく「碁」を習得できますが、二人で、あるいは三人でやると効率的で、また家族で覚えると理想的でしょう。

講義の途中で王先生の薀蓄も長々と語られたりしますが、入門者の皆さんは読み流してもいいし、また、級位者や有段者の方々には何かのヒントになるかも知れません。

囲碁用語も最低限にとどめました。しきたりやエチケット、マナーや習慣も十九路盤の入門書に譲ります。

この本は十五級になったら卒業です。なお、テストは各級に補習とリターンマッチが用意されてます。解答がないのは自己採点するか、囲碁好きな方にでも聞いてみて下さい。

空欄は何かのメモか感想などに使ってください。あとで成長過程が楽しめるでしょう。

それでは、次に進みます。

競技目的

「盤上に相手より多く自分の石を残した方が勝ち」

図は、入門者同士が打った碁の記録。

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黒7までの途中経過ですが、黒石が4個、白石が3個です。これは今のところ黒が1個有利。碁は「盤上の石が得点になる」というわけです。

さらに、黒25まで進み、お互い打つところがないので終局(試合終了)です。終局は対局者同士で確認し、審判に伝えます。

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審判が石数を数えて、石数が多い方が勝ちです。下図は審判が数えやすいように石を整理したもの。

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この結果、黒石13個、白石12個で黒の1個勝ちとなります。

「碁」という競技は、「終局の時点で盤上に自分の石を相手の石より多く残す」ことが目的です。

王先生
それではここで、石の感触を楽しみながらミスターボカードと ミミさん、私と翔君とで対局してみましょう。読者の皆さんも一緒に五路盤を使って誰かと対戦してみましょう。
王先生
じゃんけんで黒と白を決め、「よろしくお願いします。」とお互いにお辞儀してから始めましょう。

打ち始めてからしばらくして、王先生は「時間です」と対局を中止した。盤上に置かれた石数を数えると、ボカードvsミミの対局は黒石が1個多く、王先生vs翔君の対局は白黒同数であった。

王先生
実際は最後まで打つが、碁を打つ気分を味わってもらった。ここで感想を聞きたい。
ミミ
なんか物足りない。石数は先に打った方が一個多いか同数に決まっています。
ボガード
ミミさんと同感。ホントの碁はこれからだと期待します。

先生と同じ石数です!引き分けですか?

あなたの感想「

※碁石は1子(いっし)2子(にし)と数えます。

王先生
さて、競技目的「盤上に相手より石を多く残す」をまず知ったので続いて碁のルールに入る。盤上に置かれた碁石には「機能」と「制約」があり、それが囲碁のルールのすべてで、とても単純明快です。

として、王先生は話をすすめた。

第二部はここまで。

囲碁の「目的」を解りやすく解説したら「盤上に石を多く残すこと」に行きついたようです。確かに、オセロのように数が多い方が勝ち、とした方が解りやすい気はします。

次回は「ルール」についての解説です。お楽しみに~♪

 

 

五路盤の画像作るのが思ったより大変だったw

 

 

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