囲碁教室

《囲碁初級者向け講座》18級は『簡単な攻め合いとセキ』

入門、初級、中級、上級、ってどれくらいで区切るんだろう。

30級~20級~10級~1桁級って感じかな?・・・っとしたら今は初級編であってるか。

あと8回で中級に上がれますよぉ~♪

tikyu

はい。地球です・・・ボキャブラリーのなさに泣けてくる。(T∇T)アハハ・・・

で、今回は「簡単」な「攻め合い」と「セキ」についてです。

「簡単な」と付いているのは、複雑な形もあるから。今回は基本だけ覚えましょう。

 

攻め合いとは?

「2眼」を持っていない石(生きていない石)どうしが、戦っている状態。

黒石・白石、両方とも「ダメ」が詰まると死んで(取られて)しまう状態で、相手よりも先に「ダメ」を詰める必要がある。ニホンゴムズカシ・・・。

相変わらず文章だと上手く説明できないので、図を使います。

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△の黒石と、■の白い石が攻め合いになっています。

「○」が白石の「ダメ」で「×」が黒石のダメです。この場合は「ダメ」の数が同じなので、先に打った方が攻め合い勝ちになります。

参考図

白から打つと、白が勝ちますよ。頭の中で並べてみてね。

攻め合いの基本1、外ダメと内ダメ

「ダメ」には「外ダメ」と「内ダメ」があります。

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「○」が内ダメ「×」が外ダメ。で、攻め合いでは、基本的に外ダメから詰める方がいいです。

内ダメから詰めると、勝てる攻め合いも負けてしまいます。

1が内ダメから詰めた場合、2が外ダメから詰めた場合。

何度か並べて「何でこうなるのか?」を考えてみて下さい。単純な理由ですが初心者のうちは理解しにくいかもしれません。

攻め合いの基本2、眼あり眼なし

眼がある石と、眼がない石の攻め合いです。

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ちょっとややこしいですが。

○が白の「外ダメ」、×が黒の「外ダメ」、▲は両方の「内ダメ」となります。

白のダメ数=3(○)+2(▲)で5、黒のダメ数=1(×)+2(▲)で3。

基本的に、攻め合いはダメの数が多い方が有利になりますが、「眼」がある石と無い石では「眼」がある方が有利になります。

上の図は、白から打っても攻め合い負けとなります。こんな感じ↓

攻め合いの基本はこんなもの。次は「セキ」

「セキ」とは?

「眼」が無いのに「黒石も白石も生きている形」・・・ん~ちょっと違う?

「内ダメを先に詰めた方が取られる形」の方があってるかな。

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上の図は、黒A(B)と打ったら、白B(A)で取られるし、白A(B)と打ったら、黒B(A)と打たれて取られてしまいます。

この状態が「セキ」。

セキは「囲んでる石が生きている事」が条件となります。

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この状態だと、外を囲んでいる黒石「×」が取られてしまうため、「セキ」にはなりません。

っと、これが「セキ」の基本です。

「セキ」になる形

上の図を基本として、セキになる形は色々あります。

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↑黒石も白石も「1眼」を持ってる形。お互い内ダメを詰める事が出来ないので「セキ」となります。

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↑眼あり眼なしだが、お互い「○」の所に入れない形。

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↑盤面全部セキの形。(jpgだと画像が荒い。)目がチカチカしますw

ここでちょっと問題。黒番です。どこに打てば「セキ」になるでしょう?

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分かったかな?ヒントは中手です。

答えが分からない方は、中手の復習をしに行こう。

以上、「攻め合い」と「セキ」でした。次回は、決まったら嬉しい「ウッテ返し」です。お楽しみにぃ~♪(^^)/

 

 

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