囲碁教室

【囲碁】ついに10級まできた!「取り方、逃げ方の基本を全てマスター。」

やっとこさ10級まで辿り着きました。当初予定の初段まであと10回…だよね?9回か?

ま、初段まであと少し、頑張りましょお~!

今回は石の取り方と逃げ方の基本をやってみます。どこまでが基本なのか分かりませんが、これまで紹介した石の取り方を中心に、独断と偏見で書いてみます。

シチョウとかゲタとか覚えていますか?覚えていない方は、↓の記事で復習しましょう。

 

《囲碁》石の取り方、逃げ方の基本

とりあえず、基本中の基本から。

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石の「ダメ(×)」を全部詰めたら、取る事が出来ます。白石がこの×のとこにあれば黒石は盤上から取り除かれてしまう訳です。これは基本というかルールですね。

囲碁は交互に打っていくゲームなので、そう簡単に石を取る事は出来ません。

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例えば↑の状態。ダメ(×)が2つなので、あと2手で白石を取る事が出来ますが…

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黒1とダメを詰めてきても、白2と逃げ出せばダメの数が3つに増えます。

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黒3と追いかけても、白4と逃げ出せばダメ(×)の数は4つに増えるので、なかなか捕まえることは出来ません。そこで「手筋」の出番です。石を取ってしまう「技」ですね。

基本の取り方

ここで紹介する基本の取り方(手筋)は全部で4つ。「シチョウ」「ゲタ」「ウッテ返し」「オイオトシ」です。全部過去に紹介しているので大丈夫かとは思いますが…復習を兼ねてサラッと紹介します。

コレが「シチョウ」。この状態の白石は逃げる事が出来ません。

詳細はコチラ↓

↓「ゲタ」と↑のシチョウは頻繁に使うので、完璧にマスターしましょう。

ゲタの詳細はコチラ↓

次はウッテ返し。ちょっと難しいですがウッテ返しをマスターすると確実に1目は強くなります。

ウッテ返し、ちゃんと復習してね。

最後はオイオトシ。辺のほうでよく出る形なので、辺に追い込んだら探してみるといいかも。

実戦で使えるようになると確実に棋力アップするよ!

 

基本の逃げ方

石には、「逃げられる石」と「逃げられない石」があります。また「逃げるべき石」と「逃げない方がいい石」もあります。今回は、逃げられる石をどうやって逃げるかというお話。

例えば、こんな時。

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黒にAと打たれると白(○)は取られてしまいます。こんな場合の逃げ方は2通り。白Aとマゲるか、白■とトビだすか。

まわりの状況にもよりますが、基本的には白■と飛んだ方がいい場合が多いです。白Aに打つのは、いわゆる「空き三角」の形。愚形の代表作なので、あまり打たない方がいいでしょう。

一手進んだこの形は、「タケフ」でつないで脱出です。

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白Aのトビに黒Bトノビた局面。ほっておくと取られてしまうので白■に打って、全体の白とつながります。この形を「タケフ」と言います。

攻められている、攻められそうな石は早めに逃げておくのもポイントです。

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白(○)が黒石に挟まれて苦しそうな感じ。そんな時は白Aとトビ出して逃げます。この飛び出す形を「一間トビ」と言います。基本、逃げる時は中央に頭を出すように逃げます。

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この場合は、白Aと斜めに打って逃げ出します。この形を「コスミ」と言います。

以上、取り方と逃げ方の基本でした。

今日はセドル九段がアルファ碁に勝ったので祝杯♪

 

 

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