囲碁用語の豆知識10選|初心者が最初に覚えておきたい言葉

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囲碁を始めたばかりだと、ルールよりも先に“言葉”でつまずくことがあります。
聞き慣れない用語が多いから、「コミって何?」「劫ってどう読むの?」と混乱する方も多いでしょう。

今回は、囲碁初心者がまず覚えておきたい囲碁用語をやさしく紹介します!

1. コミ(コミ出し)

先手の黒が有利になるため、白番に与えられる“おまけの点数”のこと。
通常は6目半や7目半が使われます。囲碁の世界では引き分けを避けるため、半目単位がつくのが特徴です。

2. 劫(こう)

同じ形の取り合いが無限に続かないように定められたルール。
「劫争い」とも言い、別の場所で一手打ってからでないと再び取り返せません。

3. シチョウ

相手の石を延々と追いかけていく形。途中に助けになる石がなければ、逃げる石は必ず捕まります。
「シチョウアタリ」や「シチョウ崩れ」という言葉もよく使われます。

4. アタリ

その石を次に取られてしまう状態。将棋の「王手」と似た意味で、初心者がまず覚える用語のひとつです。

5. 厚み

強くて安定している石の集まり。すぐには地にならないけれど、周囲に大きな影響力を持ちます。
厚みを活かすのが囲碁の醍醐味のひとつです。

6. サバき

敵陣に飛び込んで身軽に生き残る技術。無理に地を取らず、コンパクトに処理して相手の模様を荒らします。

7. 死活(しかつ)

石が生きるか死ぬかの状態。囲碁の核心とも言える考え方で、「死活問題」という言葉はここから来ています。

8. セキ

お互いに手を出すと相手に取られてしまうため、双方とも手を出せない状態。
「共生」とも呼ばれ、囲碁ならではの不思議な形です。

9. 定石(じょうせき)

過去の対局から積み重ねられてきた「最善の手順」。
序盤の決まりパターンで、覚えると碁が安定します。

10. ヨセ

終盤戦のこと。地を締めて細かく得を積み重ねる段階。ヨセ力が強い人は勝率が高くなります。

まとめ

囲碁にはたくさんの専門用語がありますが、まずは今回紹介した10個を知っておくだけで、対局の理解がグッと深まります。
用語の意味が分かると棋譜解説や入門書も読みやすくなりますよ。

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