前回書いたのは「地」の囲い方。
今回は「地」の荒らし方です。
相変わらず語彙が少なくm(_ _;)m ごめんなさい。。。
地の荒らし方
サクッといきますよ~。
左上の黒地っぽいところを荒らしに行ってみます。
一例ですが、こんな感じで黒地っぽい所だったのが、白地になっちゃいました。これが「荒らし」。
相手の地っぽいところで、自分の石を活かす事が出来れば荒らし成功です。
で、↑の棋譜で右側の白地っぽいところを黒が荒らしに行ったらどうなるか・・・
黒15手目から、右側の白地っぽいところに入って「荒らし」にいきましたが生きる事が出来なかったので、これは失敗です。
もう一例
例えば、こんな局面。○で囲まれた黒地っぽいところは、傷があるので荒らせそうです。
黒地が小さくなりましたね。これも荒らし。
大丈夫?ついてきてますか?
荒らす?or荒らさない?
教え方にもよりますが、「地」のことをある程度覚えてくると「囲い合い」をするようになります。
例えばこんな風に。
適当に作りましたが、この場合は、大体同じくらいの地合いなので囲い合ってもいい勝負になるはず。(たぶん)
では、こんな場合はどうでしょう?
左辺の黒地っぽいところが大きすぎて、このままでは白負けてしまいます。こんな局面では「荒らし」に出かけます。
白12が荒らしの手掛かり。黒はこの石を攻めてきますが…白20まで、この白石は生きています。ってことで荒らし成功。
13級だと上の棋譜はちょっと難しいかもです。
で、今回のテーマでこれだけは覚えて欲しいなって形。
地を囲い合ってそろそろ終局が近いですが、このままだと左辺の黒地っぽいところが荒らされてしまします。
白1から黒○の石を切られて、左上が荒らされてしまいました。( ノД`)シクシク…
いろいろ難しい図がたくさん出てきましたが、とりあえず、この1線のキズだけは覚えておいてください。初心者にありがちなミスです。すぐに荒らされちゃいますよ。
手筋を覚えて読みを鍛えれば、そのうち荒らしは出来るようになってきます。初級者のうちは、荒らされないように「危険察知能力」を身に付けましょう。(置き碁が多いはずなので)
最後に、銀星囲碁10級と9路盤4子局の棋譜。
9路盤で4子局だと盤面全部が黒地。白は初手から「荒らし」の気分で打ってます。
多少無茶な手を打ってでも勝ちに行きます…が、コンピューターつおい(´;ω;`)ウッ
セドルさんも負けちゃったし、コンピューターから指導碁を受ける日が来るのだろうか。