「奇跡は諦めない奴の頭上にしか降りてこない!!!!」
奇跡のオカマ「イワさん」の名言が大好きです。
「デースウィンク!!ヒーハー!」
はい。今回は「欠け眼」を使って攻めるです。
欠け眼についてまだ理解できてない方は、↓の記事で復習して下さい。
伊達政宗の方がカッコ良かったな・・・失敗w
DEATH WINK(デスウィンク)とは?
「欠け眼を使って攻める」を勝手に命名しました。以下、DEATH WINK『D・W』と略しますw
で・・・本題。囲碁は『地』の数を競うゲーム。『D・W』は、相手の石を欠け眼にして攻める事で地を得する作戦です。
<例題1>
例えば、↓のような局面。
白石を欠け眼にすることで、白に「ダメ(場)」を打たせて、黒は「価値のある手」を打とうという訳です。
黒地16+3(アゲハマ)=19目
白地16+1(アゲハマ)=17目で、黒の2目勝ちとなります。
※「アゲハマ」=取った石(相手の死石)
もし、白が3目のアタリをつないだりしたら・・・全滅です(´;ω;`)ウッ
<例題2>
下の図を見てください。現在の黒地は7目、白地は8目で黒が1目負けています。が、「D・W」を使う事で黒は見事逆転する事が出来ます。
黒Aと打つと黒地は1目増えますが、白もBと打って逆転は不可能です。
黒Bと打って、白がAに打つと黒地7目、白地8目になりこれも逆転出来なさそうですが、白はAと打つ事が出来ません。
黒B→白Aと打つと、黒▲でこの白石は全滅してしまいます。ガ━━━(゚ロ゚;)━━ン!!
というわけで、黒Bには白▲と打つしかなく黒は逆転する事が出来ます。
↑こうなると、白地は1目減って7目、黒地は2目増えて9目。「D・W」の力で見事逆転する事が出来ました。恐るべし「DEATH WINK(デスウィンク)」
<例題3>
これはちょっと難しいのでスルーしても構いません。
一見すると勝ち目がなさそうなこの局面・・・冒頭の言葉を思い出してください。
「奇跡は諦めない奴の頭上にしか降りてこない!!!!」「ヒーハー!」
あれ・・・手順がちがう・・・?逆転出来・・・ない?
「逆転できないのかよ!ヒーハー!」「一本取られたよ!ヒーハー!」