囲碁で初段を目指そう!棋力アップの王道!棋譜並べのススメ

囲碁が強くなりたいけど、何をすればいいか分からない…。
そんなあなたにおすすめしたいのが「棋譜並べ」です!
■ 棋譜並べってなに?
棋譜並べとは、プロや上級者の対局を一手一手盤上に再現していく勉強法。
つまり、“強い人の打った道”を、自分の手でたどってみるということです。
昔から「強くなりたければ棋譜を並べろ」と言われているほど、効果のある練習方法なんです。
■ なぜ棋譜並べがいいの?
棋譜を並べると、こんな効果があります:
- 一手一手の意味を考える習慣がつく
- 自分には思いつかない着手を体験できる
- 同じ形が出てきたときに「見たことある!」となる
- 感覚が自然と磨かれていく
まるで名人の頭の中をのぞくような体験ができるのが、棋譜並べなんです。
■ どうやってやるの?おすすめのやり方
棋譜並べに特別な才能や知識は必要ありません!
初心者でも気軽に始められます。
やり方のポイント:
- 盤と石を使ってリアルに並べる or アプリを使う
- 途中で止めて「なぜこの手?」を考えてみる
- 解説付き棋譜なら、理解がグンと深まる
- 並べたあと、AIで検討するのも効果的
まずは、解説付きの本を使って棋譜並べするのがおすすめです。
おすすめ棋書▶秀策極みの一手
■ どんな棋譜を並べるべき?
棋譜並べは“誰の碁を選ぶか”で学びやすさが全然変わってきます。
特に級位者〜低段者には、石の形や流れが自然で美しい碁をおすすめしたいです。
▼ おすすめの棋士
- 秀策(しゅうさく):シンプルかつ筋のよい手が多く、大局観が学べる
- 武宮正樹:厚みを活かした流れるような碁。見てて気持ちいい!
- 大竹英雄:手筋と構想力が自然体。理解しやすい名局多数
一方で、井山裕太や芝野虎丸など現代トッププロの棋譜は、筋が複雑で読みにくいことも多く、級位者には少しハードルが高いかもしれません。
(高段者なら研究価値アリ!)
さらにAI流の棋譜(KataGoやAlphaGoなど)は、めっちゃ上を目指す人には刺激的ですが、最初の一冊としては難易度高め。
まずは秀策のような「自然な流れの碁」から入るのが一番の近道です!
■ 実際にやってみた感想(体験談)
僕自身、初段を目指していたころによく棋譜並べをやってました。
最初は意味の分からない手ばかり。でも何局も並べていると、
「この形、前にも出てきたぞ?」
「ここはハサミじゃなくて受けるんだ…なるほど」
といった発見がどんどん出てきます。
詰碁や定石の理解も深まり、対局中の判断も早くなった気がします。
棋譜並べは、地味だけどじわじわ効いてくるトレーニングです!
■ まとめ
棋譜並べは、囲碁をじっくり深く学びたい人にとって最高の練習法。
何をやるか迷っているなら、まずはこれから始めてみましょう!
1日1局。
続ければ、きっと棋力に現れてくるはずです。