22級は中手について。
「眼」につてちゃんと理解出来ていれば、さほど難しくないと思います。
まだ出来てない人は、23級と24級を復習しにLet’s Go♪
いきなりですが、問題です。
【 3-3、4-5、5-8、6-12 】
これは何を示す数字でしょう?
これからの説明をよく理解したら答えられるかも。
「中手」について。
中手は、相手の地の中に打ち込んで「眼(2眼)」を作らせないようにする事。
三目中手・四目中手・五目中手・六目中手(花六)の5種類がある。
まぁ、たった5種類なので、形で覚えて慣れていく方が早いです。理屈(棋理)は後回しでも大丈夫。(´-`).。oO(って言っても大人は理屈が解らないと先に進まないですが。)
三目中手(サンモクナカデ)
「眼」の項目でもちょっとやりましたが、覚えてるかな?
黒が2眼を作るには、3目の真ん中に置かないといけません。
白が真ん中に打てば、黒石を殺す事が出来ます。黒地(○のトコ)が3目で、その中に打って眼を取るから3目中手。
三目中手の形は2つ。
簡単ですね。三目中手が中手の基本形。
これから出てくる4目、5目、6目中手も最終形は三目中手の形になります。
四目中手(ヨンモクナカデ)
読んで字のごとく、四目の地の中に手を入れて2眼作らせないようにする事です。
四目中手になる形も2つだけ。凸の形と□の形。↑の画像は凸の向きを変えただけ。
では、実際にやってみます。
↓の地も4目ですが、中手にはなりません。
■(▲)に置いても▲(■)に置かれて、2眼出来ちゃいます。
四目中手には、もう一つ「隅の曲り四目」と呼ばれる形があるんですが、これはちょっと難しいのでまた別の機会に書きます。
五目中手(ゴモクナカデ)
五目中手も2つだけ。
冒頭でも書きましたが、形で覚えてください。地がこの形になった石は死んでます。
「お前はもう死んでいる」
「ひでぶっ!」
最初は五目中手ですが、四目中手→三目中手となって取られちゃいます。
冒頭に出した問題のヒント:『手数に注目』
六目中手(ロクモクナカデ)
コレが最後六目中手、通称「花六」です。
六目中手になる形は1つだけ。
手数は長いですが、地の形が5→4→3と変わっていくだけなのでそんなに難しくないかと。
中手になる地の形まとめ。
中手の覚える形はたった7種類。この7種類はパッと見ただけで『死んでる』と認識して下さい。
冒頭に出した数字の問題。
【 3-3、4-5、5-8、6-12 】
コレは『中手の九九』と言われるもの。中手になった石を取るまでの手数です。
三目中手は3手、四目中手は5手、五目中手は8手、花六は12手で石を取る事が出来ます。コレを覚えておけば、攻め合いになった時に読む手間が省けます。と言っても結局怖くて読んでしまうのが僕ですがw