15級は「独自で終局が分かる」となっていますが、みなさんどうでしょう?できますか?
囲碁を教えてくれる人が身近にいれば、それほど難しい事ではないと思いますが・・・実際の碁盤を使っての対局数が少ないとなかなか難しいかもしれません。
最近はインターネット碁やスマホアプリ、パソコンの囲碁ソフトで覚える方も増えており、終局まで打てないとか、計算の仕方が分からない方も増えているようです。残念。。。
では、早速一局打ってみましょう。
囲碁のはじめ方~終わりかた。
- 碁盤と碁石を準備します。(そこからかっ!ってツッコミしないでね。)
- 「ニギリ」で黒か白か決めます。
- 「お願いします」の挨拶で対局開始!
- 整地して地を数えます。(途中で勝ち目がないと判断したら「参りました」と言って投了します。)
- 「ありがとうございました。」と言って終局です。
こんなふざけた文章を書いていますが、囲碁を教える時に一番大事にしていることは「礼儀」。対局開始の「お願いします」と対局後の「ありがとうございました。」は必須です。整地が出来なくてもこれだけは守ってください。
と前置きして、一局の流れをサラッと紹介した後に「終局(整地)」の解説をしてみます。
一局の碁
碁の内容は難しすぎてわかりませんw
黒は右辺と左下で地を作り、白は左上で地を作りました。で、白54手目が最後の手。この手で終局となります。
次は黒番なので、黒55と白の陣地の中に打つことも出来ますが、打っても取られるためここでお互いが「終局」と認識するわけです。ネット碁とかでは、黒55手目は「パス」という事になります。黒、白双方が「パス」をする事で、終局となります。
終局後は「整地」をして「地」を数えやすくします。
整地
「整地」は、地を数えやすくするために石を動かしていきますが、慣れるまではちょっと難しいかも。
基本的には相手の石を整地します。黒番なら、白石を並べる。白番なら黒石を並べる。
一例として上で紹介した棋譜を整地してみます。
終局直後の盤面がコチラ。↓
で、コレを整地するとこうなる。
「地」が数えやすくなったでしょ。整地は、パッと見で計算できるように並べ替える事。
整地をする時は、相手の陣地との境界線を崩さないように気を付けます。
では、どんな感じでやったのか紹介します。
まず、△の黒石を▲へ、○の黒石を○の場所へ移動、■の黒石は■の場所へ移動します。(白にとられている石■(アゲハマ)は、終局後、相手の陣地の中に入れます。)
と、こうなります。↓
これで、黒の整地は完了です。で、次は白の陣地。
白石(×)を×の場所へ移動します。とこうなる。
これで、整地完了。
右上の黒字は10目、左下が8目、合計で18目。白地は3×4で12目。って簡単に計算できますね。勝敗の確認をしたら「ありがとうございました。」と挨拶して、一局が終わります。
整地は、ネット碁やゲームではやらないので、実際の対局で慣れていくしかありません。(※ネット碁中心の私は整地がとっても苦手ですw)
おまけ
な、なんと・・・あの、三村智保九段が当サイトの記事をTwitterでつぶやいたんですよ!
すごくないっすか?めちゃめちゃ嬉しい。ホントに嬉しい。まさかプロの先生に紹介して頂けるとは・・・がんばって書いて良かった(TωT)ウルウル。
偉大な先人たちを見習って、寛大な心で記事を書いたのが良かったのだ。きっとそうだ。この感謝の気持ちは、これまでWordPressの情報を寛大な心で書いてきた偉大な先人たちに伝えようと思う。
偉大な先人たちよ「ありがとう!」
そして・・・こんなツイートまで頂きました!
この@okinawa_igo 氏の記事は秀逸。秀逸。秀逸。秀逸。
な、なんて心地良い響きw
あまご様、ほんとうにありがとうございます。
WordPressはある程度ネット関連の知識がないと利用できないところが痛し痒し。
同意。
初心者向けのWordPress関連記事を他のサイトで書いているが・・・囲碁ブログ書いてる人が見つけてくれるのを祈ります。