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『答え』は探しても見つからない。たぶん。

 

なんかね。考え方とかいろいろ書いてみようかなと。

たまに聞かれる『強くなるためにはどうしたらいいですか?』という質問に対して。

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ほんと、ごく稀に聞かれる質問なんですが、答えは『知らん』です。

その人の癖も、考え方も理解したうえで、こーした方がいいんじゃない?ってアドバイスは出来るが、強くなる答えなんて『知らん。』

答えを探している段階で、間違った考え方をしている事に気づいた方がいい。

 

『答え』じゃなくて『問い』を探す事。

 

「今」の自分に足りないのは「何」か、を知る事が出来ないと上達する事はない。と思う。

死活が苦手なら、詰碁を解く事。布石が苦手なら、棋譜並べをする事。ヨセが苦手なら、算数を勉強する事w

何が足りないのかを分からない時は、ひたすら考える。そして1つ1つ試してみればいい。詰碁もヨセも布石も定石も。

そーする事で、確実に上達する。たぶん。

 

ビジネスを例にしてみる。

巷にあふれている成功例は、あくまでも「例」である。その人の、その状況で、そのタイミングで、やったからたまたま成功しただけで、そこに成功する「答え」はない。

売り上げを上げるための施策について、ある経営者に相談されたことがある。

経験のない業界ではあったが、Webマーケティングの「知識」はある。そこで、いろいろ提案するわけだが全否定。理由は経験が無いからだ。過去に似たような案件で成功実績があればのってきただろう。しかし、その成功例は「過去」の出来事で成功する「答え」ではない。

成功するかしないかは誰もわからない。答えはやってみた結果でしか見ることは出来ないのだ。

 

知識と知恵

情報が溢れている現代では、取捨選択の能力が必要になる。では、どうすれば正しい情報を見分ける事が出来るか?だが、知識をつけるしかない。知識は鎧なのだ、兜なのだ、自分の身を守るための道具なのだ。

情報から知識を得て、それを活かして経験を積むことで、知恵が生まれる。知恵は武器となる。これが初めて答えの種となる。

答えを探してアドバイスを求めると、失敗した時、その人(アドバイス)のせいにする。いや、判断した自分が悪いんだけどね。

失敗する事を恐れているわけ。自分だけ失敗しないで甘い汁を吸おうといやらしい考え方なわけ。そんな考え方の人が上手くいくはずはないし、上達するわけがない。

 

だから、答えじゃなく「問い」を見つける事が大事。

今の自分に何が必要か?いっぱい考えていっぱい失敗すれば、少しづつ答えに近づけるんじゃないかな?しらんけど。

 

 

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