『眼』のことは理解できたかな?
今回は、パッと見は「眼」のようだけど、じつは「眼」にならない「カケメ(欠け眼)」について。
全然関係ないけど『欠け眼』って書くと独眼竜政宗っぽくてカッコイイよね。
カケメ《欠け眼》とは。
一見、『眼』っぽい形をしてるけど、よく見ると『眼』になってない形。
上図の黒石は、2眼(にがん)あって生きてるように見えませんか?実はパッと見では「眼」のように見えても、「眼」になっていない所があります。
ダメ(○)を詰めてみると分かりやすい。黒3子がアタリになっているので「×」のところは「眼」になっていない事がわかりますね。これが「カケメ(欠け眼)」
もう一例
この黒石にも欠け眼になっているところがあります。どこかわかりますか?
□の黒石のダメ(▲)を詰めてみます。「×」のところが欠け眼になっていることが分かりますね。
囲碁をはじめたばかりの方は気づきにくいと思いますが、実戦や練習問題をこなしていくうちに「目」で覚える事が出来ます。と、いうわけで24級の詰碁問題です。
欠け眼の練習問題
AorBの2択問題、全て黒番です。
第1問:白石を欠け眼にして下さい。
答え:___
第2問:白石の眼を潰して下さい。
答え___
第3問:白石を殺すにはどこに打てばよいでしょう?
答え___
第4問:白石を1眼にして下さい。
答え___
第5問:黒先、白死。
答え___
全部できたら24級です。4と5はちょっと難しいかな?
おまけ
囲碁を教えてくれた親父(2級くらい)は、「カケメ」のことを「ウィンク」と教えてくれました。
「ウィンクしてる石は死ぬ」と。。。わかりにくいわっ!( ゚Д゚)㌦ァ!!