記事タイトルを「人類がAiを凌駕した!」にしようかと思ったんですが、セドルさんは本当に人か?という疑問がわいてきたのでやめました。
いや、そんな事よりついにアルファ碁をついに攻略しましたよ!過去3戦を見る限りでは全く勝ち目無し。アルファ碁「ネ申!」と思いましたが、ついに、ついに魔王セドルがやっつけてくれました!マジで感動ものの一局です。
では、さっそくアルファ碁vsイ・セドル九段の第四局目の棋譜をご覧ください。
【アルファ碁(AlphaGo)vsイ・セドル九段】四局目の棋譜とか感想とか。
今日は祐徳本因坊の二次予選があったので、リアルタイムで観戦できないなぁ~残念!と思っていましたが、一回戦でサラッと負けたので、13:00スタートの対戦に余裕で間に合いましたw
黒番:アルファ碁(AlphaGo)vs白番:イ・セドル九段 第四局目の棋譜
今回は、宜野湾予選で一回戦敗退した岩橋さん、金城君の3名で岩橋さんの豪邸にお邪魔して観戦する事に。囲碁をわかる人と一緒に観戦するとメッチャ面白いって事が分かりました。しかも岩橋さんは通訳までしてくれて、今までブラックとホワイトしか聞き取れなかったレドモンド九段の解説を少しは把握する事が出来ました。ありがとう岩橋さん!
で、3人で並べながらの感想。
序盤、黒11までは2局目で打たれた布石。セドル九段が白12で変化、白は定石通りヒラキになった所で、コスミじゃなかったら手抜きでも戦えるのか?と検討。答え「わかりません。」
白20まではなんとなく予想も当たってましたが、黒21は方向が逆では?と思いました。しかし、右下の定石が低い場合は右辺に向かわないよねって話になり、んじゃ、そんなもんかとの結論に。適当w
白22は全会一致。が…黒23って!すっげー飛び道具が出てきた!イミフ。受けてても十分じゃないか?と思うが、岩橋さんは上ハネでしょ1と強気。いろいろ変化図を作ったけど…わかりません。で、岩橋さんの予想通り上ハネ、からのアルファ碁得意のカタツキ。23はどんな意味があるんだ?白26と取って厚く打っています。
黒29のハネに対しては、3人ともキルと即答。が、セドル九段はゆるんだような打ち方。上辺に入っていったがサバけるのか疑問。この辺りで金城君から鋭い意見が飛び出した。12-7にキルと。こいつも戦闘民族だなw 今すぐはムリっぽいけどそのキリを狙って、ふわっとした手で来そうだと話していたらビンゴ。
アルファ君はカタツキがお好き。グイグイ押してったら白いいよねって話していたら、白48のオシに対してはハネでしょと岩橋さん。なるほど。と思っていたら黒49とノビた。これじゃ白良さそうと思っていたら、ここでまさかのハネ。これはキル。間違いなく切る。斬るしか手が無いし、それ以外は読まん。三村先生も死んでも切るって言っていた。けどセドルさんは…。
黒69まで進んで、やっぱアルファ君強いわぁ~。セドルさん5連敗だねぇ。って話しながら、時間の都合でココで解散。宜野湾予選の結果を覗いて、帰宅。白74手目だった。
どー見ても無理そう。右辺目いっぱい囲っても足りる訳がないし、上辺に手はない。こんだけ真っ黒な中、中突破なんて出来るわけない。安西監督でも諦めるはず。
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「わ・り・こ・み」
わりこみって!!!一瞬、何が起こったのか理解不能。セドルさん???
コレが「妙手」というか「鬼手」というか「魔手」というか・・・全世界が注目する中、この手を見つけた棋士は何人いただろうか?たぶんセドル九段以外いないだろう。
この手が決め手になり、アルファ碁はバグった。ピー・・・なmばlpいなrlkjhhがfpがおlrがおぴrが:あぽgじゃn。ちゅどーん。
パソコンモニターの前で手を叩いて大声で喜んでいると、子供がパパ大丈夫?と不思議そうに訪ねて来たw
囲碁の対局で、こんなに感動できるなんて!!セドルさんありがとう!Googleさんありがとう!アルファ碁(AlphaGo)もありがとう!そして勝てないなんて予想してごめんなさい。本当に感謝です!
ライライさん 今回の棋譜(アルフア碁VS世界最強棋士戦)を載せくくださり本当に有り難く思いました。どこのサイトを探しても見つけきれなかったので、、、、。その上楽しいコメントがあり、とにかく最高でした。沖縄県囲碁連盟さんに感謝、感謝です。
2016/3/31
立川様
コメントありがとうございます。
当サイトの記事に喜んで頂き感謝です!これからもよろしくお願いします。