アルファ碁がセドル九段に2連勝です。「囲碁のトッププロにコンピューターが勝のはあと数十年はかかる」と言われてたのに、たった4-5年でやってのけました。googleすげっ!
んで、今回のテーマは「キリ」と「ツギ」。
我流で強くなったので的確かどうかは分かりませんが…間違っていなさそうな範囲で書いてみます。基本、石は切られたら弱くなるし、繋がれば強くなります。で、本題。
的確なキリとツギ
まずは、キリとツギを正しく理解しているかどうか。
×と○のトコは断点と呼ばれるとこ。で、ここを相手にキられるとA・Bの石は助かりません。AやBの石を助けるためには断点を正しくツナいで、守る必要があります。
黒は×と打ってツナぎました。これは「カタツギ」と呼ばれるツギかた。石と石がくっついているので切られる心配がなく強い(厚い)ツナギかたです。
白は○と打ってツナぎました。これは「カケツギ」と呼ばれるツギかた。石同士は離れていますが、現状ではこの白石をキルことは出来ません。(○の断点に黒石を打っても取られてしまう。)このツギかたは、効率よくつながる事が出来ますが、アテやノゾキか効くという弱点があります。
「キリ」には、デギリとかキリトリとか、まぁいろいろあります。
今回は、カタツギがいいのかカケツギがいいのか?って事では無く、どんな局面で切るべきか、どんな局面はツグべきかを考えていきたいと思います。
的確なキリ。
キリを打つには読みが必要になってきます。読みを鍛えて的確なキリを打てるようになりましょう。
石を切って相手になんのダメージも無ければ、切った意味がありません。切るからには相手の石を弱くするように切ります。
○の地点。ココは必ず打たないといけない所。黒○と打って白■を切り離せば、白は弱くなります。
相手の石を取って得する場合もキリを打ちます。
白Bと打てば、黒Aと打たれて黒石は全部つながってしまします。この局面は白Aと打って黒■を取るのが○
初級者にありがちなのが、1線のキリ。
黒A>白B>黒Cとなった局面。この時に×の所をほったらかしにしているのをよく見かけます。気を付けましょう。で、見つけたら容赦なくキリましょう。
的確なツギ
上で説明した断点、切られちゃマズイところはちゃんと繋ぎましょう。
以上。ってホントにこんな感じです。
切られちゃまずい所はツグわけで、切られちゃまずい所を放置していたら切るわけです。
この■のトコを黒が打つか白が打つかって事。自分がつながって相手の石を切れる場合はとっても素敵。自分だけ一方的に強くなるわけだから。白番で■のトコを放置してたら、黒は迷わずつないだ方がいい。逆もしかり。
今、黒がAに打ったところ。次の手で黒○に打たれたら白はバラバラ事件&黒石は全部つながっちゃうヤッホーな状態になるので、こんな時は目をつぶってでも○の所に繋ぎましょう。逆に白が放置していたら、宮本武蔵もびっくりな速さで白石をぶった切ってしまいましょう。
なんか抽象的になりすぎてきてる感がありますが、まだ不慣れなものですのでご勘弁ください。m(_ _;)m
次回は、ハネとノビについてです。もうすぐ10級!く( ̄△ ̄)ノガンバロォぉぉぉ!!