今日は、「シチョウ」について書いてみます。
↑のハートは、こんな稚拙な文章を読んでくれるあなたへのプレゼントですw
「シチョウ知らずの碁打ちかな」と言われる位、シチョウは碁を打つなら覚えておかなきゃいけない事のようです。そんな大事な「シチョウさん」をわかりやすーく説明してみます。
石を取る基本技「シチョウ」
「石は囲まれたら取られる」って事は覚えてますか?
ちょっと碁打ちらしく説明すると、「石のダメ(駄目)が全部詰まれば取られる」わけです。
「×」の所(黒のダメ)を白石で埋めると、この黒石3つは取られます。囲碁入門の本とかだと、たまに「呼吸点」とか書いてありますが、それが「ダメ」です。(この気持ち気づいてw)
「ダメが詰まったら石は取られる」って事を認識している前提で説明しますので、頭の中に???が付いている方は、復習ヨロシクです。
シチョウに取るよ。
文章じゃ理解させる事が出来ないと気付いたので、下の図をご覧ください。
これがシチョウです。
黒石が白石を追いかけているわけですが、「アテる方向」に気を付けないと「シチョウ」にならないので注意。
↑はシチョウの失敗図。黒7のアテる方向が違います。
常に白石のダメを2つにするように追いかけるのが「ポイント」。
↑こーなっちゃうと、白石のダメ(×)が3つになっちゃう。
上からアテると白石は逃げてもダメ(×)が2つ。わかったかな?
「シチョウ」を文章で説明すると、「連続でアタリを打てる状態の事」かな。たぶん。
連続王手!みたいなw
シチョウあたり
↑この状態で、さっきみたいにシチョウで追いかけて行っても、白石は取れないです。
実際にやってみましょう。
ね。取れなかったでしょ。
シチョウに失敗すると自分が大やけどしちゃうから気を付けるんだぞ。
実戦風↓
黒9手目で白をシチョウにかかえます。
次の手(白10)で白が1と置くのがシチョウあたり。2と逃げるのはシチョウで取られちゃいますね。3は・・・わかんないw
以上、シチョウの説明でした。
実戦でシチョウを見つけられたら27級だぞ!
おまけ。
シチョウで追っかけて行ったらどうなるでしょう?
中山 典之七段の作品「Heart」
↑の棋譜は珍龍(ちんろう)と呼ばれる詰碁の一種。
カッコイイですね。
この碁盤のアプリはどうやって入手できますか?