囲碁教室 / 囲碁コラム

囲碁用語辞典|初心者向け基本用語30選をわかりやすく解説

【PR】この記事にはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト等)が含まれています。Amazonのアソシエイトとして、沖縄県囲碁連盟は適格販売により収入を得ています。

囲碁を始めると、「アタリ」「コウ」「死活」「ヨセ」など、聞き慣れない言葉が次々に出てきます。

でも、最初から全部覚える必要はありません。まずは「アタリ・地・コウ・死活・シチョウ・ヨセ」の6つを押さえれば、対局も解説もぐっとわかりやすくなります。

この記事は、囲碁初心者がまず知っておきたい基本用語30個を、場面ごとにまとめた囲碁用語辞典です。対局中や棋譜解説で「これ何だっけ?」となったときに使ってください。くわしい解説記事がある用語は、リンクから読めます。

もくじ(場面から探す)

  1. まず覚えたいルールの用語(9語)
  2. 石を取るときの用語・手筋(5語)
  3. 石の生き死に(死活)の用語(6語)
  4. 序盤・作戦の用語(7語)
  5. 終盤の用語(3語)

まず覚えたいルールの用語

1. 地(じ)

自分の石で囲んだ陣地のこと。最後に地が多い方が勝ちです。

黒29目、白24目+コミ6目半=30目半で白の勝ち

2. 目(もく)

囲碁の点数の単位。地の交点1つ、アゲハマ1個がそれぞれ1目です。「5目勝ち」は5点差で勝ったという意味です。

3. アゲハマ

取った相手の石のこと。日本ルールでは終局後に相手の地に埋めるので、1個=1目の得になります。
→ 地・目・アゲハマの数え方は「囲碁の数え方を図解」でくわしく

4. アタリ

あと1手で石を取られてしまう状態です。囲碁を覚えるうえで、最初に知っておきたい言葉のひとつです。
→ 「アタリ」と「地」がわかれば30級

5. ダメ(呼吸点)

石のとなりの空いている点のこと。ダメが全部ふさがると石は取られます。終局のときに打つ、どちらの地にもならない点も「ダメ」と呼びます。
→ 価値のある手とダメの違い

6. 着手禁止点

石を置くとすぐ取られる形になるため、打てない点のこと(その手で相手の石が取れる場合は打てます)。
→ 着手禁止点がわかれば28級

7. コウ(劫)

同じ形を延々と繰り返さないための囲碁独特のルールです。取られた石をすぐに取り返すことはできず、一度ほかの場所に打つ必要があります。
→ 「劫(コウ)」のルールについて

8. コミ

先に打てる黒番が有利なため、白番にあらかじめ加えられる点数です。日本ルールの19路盤では6目半が一般的です。

9. 終局・整地(せいち)

お互いに打つ所がなくなって対局が終わることを終局、そのあと地を数えやすく並べ直すことを整地といいます。
→ 独自で終局が分かる整地とか(15級)

石を取るときの用語・手筋

10. 手筋(てすじ)

石を取ったり、うまく生きたりするための、決まった“うまい手”のこと。下のシチョウやゲタも手筋の一つです。
→ 基本手筋のまとめ(1級:基本技術のすべてを使えるようになる)

11. シチョウ

逃げる石をジグザグにアタリで追いかけて取る基本的な手筋です。初心者が早い段階で覚えておきたい代表的な石の取り方です。
→ シチョウ知らずに碁を打つな(27級)

12. ゲタ

逃げようとする石を少し離れた場所から包囲して取る手筋です。シチョウと並んで、初心者向けの基本手筋としてよく登場します。
→ 『ゲタ』で石が取れるかな?(26級)

13. ウッテガエシ

一度自分の石を取らせ、その直後に相手の石をまとめて取り返す手筋です。決まるとかなり気持ちいいやつです。
→ コレが決まると気分爽快!『ウッテ返し』(17級)

14. オイオトシ

逃げても逃げてもアタリが続き、最後には石を取られてしまう手筋です。
→ 追い落とし(16級)

石の生き死に(死活)の用語

15. 死活(しかつ)

石が生きるか、取られてしまうかを判断すること。眼が2つあれば生きが基本です。囲碁が強くなるうえで避けて通れない重要テーマです。

眼が2つあるので生き
眼が1つなので取られます

16. 眼(め)

相手が打つことのできない、自分の石で囲まれた空間です。
→ 眼がある石を見つけられたら24級

17. 欠け眼(かけめ)

眼のように見えて、実は眼になっていないもの。欠け眼をいくつ作っても生きられません。
→ カケメ《欠け眼》のこと(23級)

18. ナカデ(中手)

相手の陣地の急所に打ち込み、眼を2つ作れない形にして石を取る技術です。
→ 相手に「2眼」を作らせない『中手』(22級)

19. 攻め合い

お互いに眼のない石同士が、どちらが先に相手を取るかを争うことです。

20. セキ

お互いに相手の石を取りにいけず、双方の石がそのまま生きている状態です。囲碁ならではのちょっと不思議な形です。
→ 簡単な攻め合いとセキ(18級)

序盤・作戦の用語

21. 布石(ふせき)

碁盤全体を見ながら打つ、序盤の作戦のことです。星や小目などに石を配置しながら、これからどんな碁にするかを決めていきます。
→ 囲碁の布石とは?初心者が最初に覚えたい4つの基本

22. 定石(じょうせき)

主に隅などの局所で、双方にとって妥当とされている代表的な手順です。丸暗記するより「なぜこの手を打つのか」を理解する方が大事です。
→ 基本定石を使えるようになる(4級)

23. 大場(おおば)

序盤や中盤で、盤面全体を見たときに価値の大きい場所です。「次はどこに打とう?」と迷ったときに意識したい言葉です。
→ 大場とダメ場の違い(7級)

24. 厚み(あつみ)

簡単には攻められない、強く安定した石の集まりです。すぐに地になるわけではありませんが、周囲の戦いで大きな力を発揮します。
→ 初段を目指そう!第2回 強い石とは?

黒の石が厚み

25. 勢力(せいりょく)

厚みが外側に向かって及ぼす影響力のこと。「地を取るか、勢力を取るか」は序盤の大きなテーマです。
→ 三連星からはじめよう!初心者のための布石入門

26. 模様(もよう)

将来、自分の地になりそうな広いエリアのことです。まだ完全な地ではないのがポイントです。

27. サバキ

相手の勢力圏に入った石を、重くならないように軽く処理する技術です。

ほかにも、相手の石を両側からはさむハサミ、1つ飛んで斜めに打つケイマ(桂馬)など、石の形の名前もよく出てきます。

終盤の用語

28. ヨセ

終盤で、お互いの地の境界を決めながら少しずつ得を積み重ねていく段階です。接戦ではヨセの数目がそのまま勝敗を分けることもあります。
→ ヨセの大小と中盤の計算(3級)

29. 先手・後手

相手が応じなければならない手を「先手」、打ったあとに相手へ手番を渡してしまう手を「後手」と呼びます。ヨセでは先手のヨセを優先するのが基本です。

30. 目算・形勢判断

対局の途中で、お互いの地をざっくり数えてどちらが有利かを判断することです。
→ 形勢判断について(6級)

囲碁用語は全部覚えなくてOK

囲碁にはまだまだたくさんの専門用語があります。でも、初心者のうちはすべて暗記する必要はありません。

まずは、アタリ/地/コウ/死活/シチョウ/ヨセあたりを覚えておけば十分です。

実際に対局したり棋譜を見たりしているうちに、「この言葉また出てきたな」と自然に覚えていきます。

📚 囲碁の学習ロードマップ(初心者→初段)

  1. 囲碁の始め方
  2. 囲碁用語辞典(この記事)
  3. 囲碁のルール
  4. 囲碁の数え方
  5. 基本手筋
  6. 死活(眼とナカデ)
  7. 布石
  8. ヨセ
  9. 初段になるには

囲碁を基礎から順番に覚えたい方へ

「何から勉強すればいいの?」という方は、当サイトの「囲碁入門から初段まで学べる記事一覧」から順番に進めるのがおすすめです。

📖 囲碁 ほんとうに大事な7つの考え方

囲碁の本質がわかる!マイナビ囲碁BOOKSの人気シリーズ。

👉 Amazonで見る

2件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です